いつも通り(?)突発・無計画・大阪神戸旅行に行ってきました。
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いつも通りのNH985。”ですが”
さて、今回大阪まで乗るのはいつも通り羽田-伊丹便で一番早いANA985便。ですが、今回はちょっと様子が違います。出発5日前に使用機材変更のお知らせがあリまして、使用機材は78Kになるとのこと。
そう、2024年4月になって運航が始まったANA国内線のBoeing 787-10のうちの1機、
運用が始まって2週間も経っていないJA984Aに幸運にも乗る事が出来ました!
思えばANAに787が配備されてからというもの…できるだけ787に乗りたいと言いつつ、不幸にも乗れない場面の方が多かった私。今回ばかりは幸運に恵まれました!
朝一の伊丹空港、到着してそのまま向かう先はなぜか夙川です。
ミッシェルバッハの「クッキーローゼ」
お目当ては夙川にある洋菓子店「ミッシェルバッハ」で熱狂的な人気を誇る「クッキーローゼ」。
写真のように綺麗なクッキーですが、なんでも関西を代表する某歌劇団の劇団員さんが、差し入れにもらったら嬉しいお菓子と評判のようで人気が絶えず、基本的に開店前から列に並び整理券を入手しないと購入できません。1
おまけに結構仕込みが大変なようで下記のInstagram投稿のように営業日は少なめな印象を持ちます。クッキーローゼを入手したいと思った皆様は、ミッシェルバッハさんの公式Instagramで営業日を確認して行きましょう!あと住所が確認できる身分証明書2を持っていきましょうね!
私がクッキーローゼの入手を試みるのは今回が初めてではありません。経験として到着時間の目安を知っているわけですが、これが朝8時半頃なんです。しかも、2泊3日の行程中残念ながら初日しか営業しないことが判明したので仕方なくスーツケースもろとも全部持って行く羽目になっているわけですね!
ちなみにお値段1箱18枚入りで¥2,000程度となるクッキーローゼですが、整理券の時点で最大1人5箱までの購入数を決めておく必要があります。3
なんとか到着したのは8:40頃。ですがざっと15名以上は並んでいらっしゃる印象でしたが…結果としては、並んで待つこと1時間、整理券の入手に成功しました!ちなみに今回は上限の5箱購入です。
さて、苦労して手に入れましたがこれはあくまで整理券。クッキーと引き換えできるのは11時以降4と言われましたので…それまでどうしようかと思い、とりあえず神戸三宮に向かいました。
待望のHOTEL Königs-Krone KOBEでランチ
実はクッキーの受け取りまで暇なのはわかっていたので、あまり考えもなく神戸三宮まで出てきましたが、来てみれば神戸に何度か来ているのにずっと果たせてないことがあったのを思い出しました。
それが、ホテル ケーニヒスクローネ(通称 くまポチ邸)でのランチです。なんとパン・サラダ食べ放題!その人気故お昼に行っても入ることができず毎回「今回もダメか〜」となっていました。
この時11時ちょっと前。結果としてはいい感じの時間に三宮にいるではありませんか。
そんなわけで「今回はいけるかも!」と思い向かった私を待っていたのは大行列。左画像の赤線のように並ぶ人々の最後尾はホテルの脇道の終端。
なんとこの日、神戸まつりというお祭りの当日だそうで…普段よりさらに人が多かったようでした。
そして並んだ瞬間2組くらい前の方でスタッフさんの「こちらの方まで」という声が聞こえて「まさか」と思った直後、マネージャーのような方が走ってきて「もう少しいける」と仰ってくださいまして、私の数人後ろで締め切りとなりました。超ラッキー!
雨の降るなか待つこと90分、ついに待望のランチです!
食べ放題のパン・サラダ。美味しそうなメインディッシュ。そして何よりくまポチ様が描かれた可愛い食器と内装!
この日朝から何も食べていなかった私も、可愛いと美味しいで満腹になりました。ちょっと食べ過ぎました。
そんなこんなで明け方から動きまくって、並んで、並んだ果てに流石に疲れてしまいましたので、夙川に戻ってクッキーを受け取りしたのちそのままホテルへ向かいました!
SHERATON Kobe Bay Hotel & Towersで3日間を優雅に過ごす
というわけで今回のホテルはこちらのホテル。そしてなんと友人のご提供になります5。ありがたいね!
神戸は六甲アイランドにある、ちょっとお高めのホテルです。
ツインルームの贅沢。
早速部屋に向かった私を迎えてくれたのは2つのベッド。そう、今回ツインルーム1人使用です!マジで!?いいの!?
Sheraton CLUB Lounge
しかも今回ラウンジアクセスのある宿泊プランにしてもらいました。ホテルラウンジ初体験です!
夜になってラウンジに向かうとこちら
夜のある時間帯にラウンジに行くと、このように軽食を出してもらえます、そしてお酒飲み放題です。最高か?
お酒・軽食提供時間帯以外もソフトドリンクを自由に飲めます。ただちょっと昼間は部屋が暑い感じがしました。
源泉掛け流し温泉
このホテル温泉付きなので!ひとしきり飲んで、ちょっと部屋で休んだらシャワーを浴びてから6温泉へ。
神戸港と六甲山を見渡すリゾート感あふれる六甲アイランドに佇む「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」のシェラトンスクエア3階、自家源泉の天然温泉を100%使った源泉かけ流しの温浴施設(スパ)。
神戸六甲温泉「濱泉」 | 【公式】神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
神戸の海の手に湧き出る自家源泉100%の上質な天然温泉を心ゆくまでお愉しみいただけます。
かけ流し温泉、あまり人も多くなかったのでゆっくりくつろげました。露天風呂もあります!
GARDEN CAFEでモーニング
モーニングはビュッフェスタイルで、ライブキッチンでオムレツを焼いてもらったり2日とも贅沢でボリューム満点な朝食になりました。
1日目のランチといい、1日ほぼ1食でお腹いっぱいにしちゃうような3日間でした。
オムレツのライブキッチンでは明石焼き風オムレツも注文できるのでぜひ食べてみてください7!
(いつもの) 千里川土手で飛行機撮影
2日目の昼過ぎからのんびりやってきましたのはいつもの千里川土手です。実は今回の旅行の少し前、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを購入しました!ので千里川土手での初運用でもあるのですが…正直上手く撮れたとは言い難い結果になりましたね。こればっかりは慣れです。
記事の一番最初、アイキャッチにしております写真が今回一番綺麗に撮れました。
今回は動画も撮ってみたのでよかったらご覧ください!
ちょっとISO値が高すぎてノイズがひどくて、補正するためにAfter Effectsでグレイン除去かけたら出力に8時間かかりました。2本目の撮影はうまくいったように見えますのでこんな感じの映像を今後撮れたらいいな…と思います。
六甲アイランドをめぐり過去の理想を感じる
最終日は特に目的もなかったのと、レイトチェックアウトにしてもらって16時までホテルに居られるので、ホテルに荷物置いたまま徒歩で六甲アイランドをめぐりました。
六甲アイランドはその中心となるアイランドセンター駅から東西にペデストリアンデッキが構築されており、今回宿泊しました神戸ベイシェラトンホテル&タワーズもアイランドセンター駅に直結してるほか、商業施設などに雨に降られずに向かえます。
なのですが…ちょっと街の規模感に人が追いついてないというか。ペデストリアンデッキもぶつ切りになっていたり、商業施設のテナントのガラガラ感が目立つかなって印象で、この街が開発当初目指した理想と現実のギャップを感じました。
一見ネガティブに書いていますが個人的にはこういうの大好きですし、廃れ切っているわけでもなく現在の開発運営は一転して堅実な印象を受けます。今後の着実な発展に期待してます!
神戸ファッション美術館
そんな六甲アイランドの街並みを歩いていたら、神戸ファッション美術館なる施設とその附属ライブラリーを発見。
神戸ファッション美術館は、ファッションをテーマにした公立では日本初の美術館です。1F展示室では、多彩なアートを紹介する「特別展示」と貴重な収蔵品を活用した「コレクション展示」を開催しています。(「コレクション展示」は状況により、開催していない場合があります。)
神戸ファッション美術館とは – 神戸ファッション美術館
3Fライブラリーでは、国内外のファッション関連の蔵書約45,000冊のほか、20世紀初頭からのファッション雑誌のバックナンバーなどが閲覧できます。
ちなみに私の出身高校の制服のデザイナー8でもありましたコシノヒロコ氏が名誉館長でいらっしゃるそうです。
ライブラリーは入館無料ですので、私は気まぐれに立ち寄って何故かカクテルに関する文献を読み漁ったりしました。ちょっと面白そうなカクテル何個かメモってきたので今度作ってみたい…
新・山本二三展
そして新・山本二三展という特別展が開催されていたので、こちらも気まぐれに立ち寄ってみました。
『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など、
特別展 「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展 THE MEMORIAL」 – 神戸ファッション美術館
国民的アニメーション映画で美術監督を務めた山本二三(やまもと にぞう)。
弱冠24歳で『未来少年コナン』の美術監督に抜擢されて以来、
日本のアニメ界を代表する美術監督として多くの名作を支えてきましたが、
2023年8月19日、惜しまれながらもこの世を去りました。
本展は追悼の意を込めて、名作映画の手描きの背景画やイメージボード、
美術設定の他、亡くなる直前まで描いていた漫画「勘次ヶ城(かんじがしろ) 」
に関する展示等約250点を紹介します。
確かな画面構成と細部の精緻な描き込みで、空想上の異世界から現実の生活空間、
自然の風景にいたるまで幅広い表現を描き分け、アニメーションの映像美を高めた
山本二三の背景美術の世界が広がります。
神戸は『火垂るの墓』の舞台でもあり、「山本二三展」の始まりの地でもありました。
それに伴い、本展では特別に展示する作品もあります。
山本二三にとって縁の深い神戸で、故高畑勲・宮﨑駿の両監督を支え、
日本のアニメーションを世界に誇る文化へと押し上げた詩情溢れる
背景美術の傑作をどうぞご覧ください。
背景のセル画っていうんですかね、手書きでアニメーションがどのように作られていくかもわかるような展示でとても面白く、そして何よりその背景美術がとっても美しくて印象に残りました。
気分でいろいろ立ち寄れるので、都市圏旅行はこれがいいんだよなって思いました。
土壇場で忘れ物そして飛び乗り…
さて、ホテルもチェックアウトして伊丹空港に向かいます。あとは帰るだけですが、まさかのホテルにクッキーローゼを忘れました。あんなに苦労して手に入れたのに。
そんなわけで急いでタイムズカーシェアを借りまして、ホテルにとんぼ返り。CarPlayでホテルのスタッフさんと通話しつつ、不本意ながら阪神高速デビューとなります。体感ですがオービスめっちゃ多いですね?でも帰りに通った海側の道は爽快感がありました!
そんなこんなで忘れ物を回収し、タイムズカーシェアを返却したら次が飛行機に間に合う最後の電車とのこと。
本当にギリギリな最後でしたが、なんとか飛び乗った羽田行き最終の飛行機の中で「今回の旅も楽しかったなあ」と振り返る私でした。おしまい!